北海道ビジネス計画 経営者インタビュー

@江口彰氏プロフィール
1975年北海道旭川生まれ。
大学卒業とほぼ同時に有限会社コミューナルネットを設立。 代表取締役。

ホームステイコーディネート事業や映画のプロデューサーなど経て現在教育コンテンツの制作と普及を目的とした
C-Campus Project 代表を務める。
北海道塾」塾長。NPO法人北海道コミュニティシネマ・札幌 理事。
2002年第2回三浦・青木賞ITビジネスコンテスト審査員特別賞受賞。
Aお話の内容
北海道の学生について、内向的でおとなしいく、公務員志望が多いです。
あまり自分から行動する人は少ないという傾向があります。
就職に関して道外への憧れもありますね。

起業の意識は学生よりも社会人の方が高いです。

大学発ベンチャーに関して、札幌駅近くにあるBIZCAFE ※1(ビズカフェ)に
起業志望の学生や北海道各地から集まり、情報交換をしながら学生起業をしていました。
現在の私の北海道でのネットワークはここで構築してきました。
ビズカフェから起業した人は江口氏の他に、有限会社キューベットの
横井朋幸氏などがいます。

※1 サッポロ・ビズカフェ
2000年6月、ビジネスマンの相互交流と新ビジネスの創造を目指して
札幌駅北口にオープンしたビジネスカフェ。
当時から北口地区に集積していた札幌市内のIT関連企業らが、
「人が集積する場を創り、ビジネスを活性化させよう」と
プレハブ造のカフェを開業したのがはじまり。現在はNPO法人が運営しています。
B江口氏の考え方

現在行っているのが、教育コンテンツ・キャリアデザインの制作です。
北海道を見ていると、離職率が非常に高く、我慢強くないという傾向が見られるので
この問題点を解決するために、学生時代からプログラムを入れて教育していくべきだと思っています。

C江口氏の人柄

現場の学生事情を良く知っている方でした。
ボトムアップの戦略で、学生の側からアプローチをしていらっしゃいました。

D勉強になったこと
江口氏は非常に学生のネットワークに詳しく、学生と関わりを持つきっかけとして
インカレのサークルイベントに顔を出すなど、積極的に活動をしています。

また学生を自宅に招いてパーティーをするなど、自分から学生に伝えていこうとする姿勢は大変勉強になりました。