北海道ビジネス計画 経営者インタビュー

@青木由直氏のプロフィール
1941年長野県生まれ
北海道大学情報工学科教授、専門は情報メディア工学
1976年サッポロバレーの源流となった
「北海道マイクロコンピュータ研究会」を立ち上げ、 IT関係の多くの人材を輩出  現在も「青木塾」を主宰

2003年、北海道科学技術賞
2004年、経済産業大臣表彰

ITによるユニークなビジネスプランを積極的に評価し、若い起業家のデビューを応援する三浦・青木賞主催
Aお話の内容

北海道は一次産業と三次産業の社会で、
支店経済だと言われています。

ITに関してですが、中国・アジアが伸びてきています。
今後中国やアジアと勝負していくためには下請け的な下流工程ではなく
上流工程で勝負する必要がありますね。


学生に関して、最近の学生発ベンチャーはしっかりとしたビジネスプランを
持っていないことがあります。
経営者としての自覚が足りず、他人を頼りにしすぎる傾向がある。
韓国などではマスターからドクターを出て起業する人が多く
学生時代は起業準備としての3年間として過ごすので、起業してから
彼らの方が強いですよ。

青木塾を始めたころは、まだ学生ベンチャーがあまりなかったので、
大学の技術を使っていくために開催しました。

B青木由直氏の考え方

中国・アジアを意識して、日本全体で見ること。
大学発ベンチャーはなかなか成功しない。

C青木由直氏の人柄
北海道のベンチャーに関して、あゆみを知っている方でした。
温和な話し方の中にも、はっきりとした主張があり、迫力のあるお話でした。
本音で話していただいたので、北海道の現状がよく分かりました。
D勉強になったこと
中国・アジアの留学生に向けてのITビジネス用語集など、コミュニケーションツールの作成が
大変参考になりました。